度数-影響度分布の畳み込み


畳み込みダイアログは,度数-影響度分布の畳み込み(convolution)の計算を可能にします.ここで畳み込みとは,度数で定義された合計での項数による影響度として分布する独立変数の重み付き総和として計算されます.度数ノードは,イベントの数の上での確率分布を表します.

畳み込みとは何か?

畳み込み機能の前提は,度数ノードが1周期での期待されるイベントの数を予測するのに対し,影響度ノードは1つの仮定されたイベントのコストを予測することです.度数ノードと影響度ノードは,他のノードの値に従属することができます.度数分布と影響度分布の畳み込みは,合計の影響度です.

度数分布と影響度分布の畳み込みは,次式で記述される独立変数の総和で計算されます:



ここで F は度数ノードで, I' は影響度ノードとして分布する独立確率変数です.畳み込みは,k個の項がk個のコスト変数の総和の分布を乗じたk個のイベントの確率であるところの分布の総和です.ここで各コスト変数は影響度の分布に等しい分布を持つ確率変数(random variable)で,すべてのコスト変数は独立です.

畳み込みの計算

度数-影響度分布の畳み込みは番号つきノードと区間ノードからなる1対のノードでサポートされます.番号つきノードと区間ノードは,正しく作られていなければなりません.区間ノードは,その区間がゼロかあ無限大の範囲をカバーしている(かつ,それ以外は区間ノードの要件に適っている)なら正しく作られています. 番号つきノードは,そのステートの値が,0,1,2,3など(かつ,それ以外は番号つきノードの要件に適っている)なら正しく作られています.番号つきノードは度数ノードとして解釈され, 区間ノードは影響度ノードとして解釈されます.

度数分布と影響度分布の畳み込みは,区間ノードのステートについて計算されます.これは合計影響度ノードです.合計影響度ノードの区間は,影響度ノードの区間に等しいです.

畳み込みアルゴリズムは,テーブル・ジェネレータの実装に基づき,すなわち,各区間で予測された値の数が計算に使用されます(区間の中間の値のみを使用するのではなく).

畳み込みは,sum-normal 均衡でのドメインのためにサポートされています.

図1 は,畳み込み分析を起動すると現れる畳み込みパネルを示します.このパネルで度数分布と影響度分布の畳み込みの結果が表示されます(図2).最初は,図1が度数ノードと影響度ノードの(事後)確率分布を示します.

図 1: このダイアログは度数ノードと影響度ノードの分布を示す..

合計影響度分布(すなわち,度数と影響度の畳み込み)は,畳み込みボタンを押し下げると計算されます.

図 2: 合計影響度分布.

図 2 は,合計影響度分布を示します.合計影響度分布は,度数分布と影響度分布の畳み込みとして計算されます.畳み込みは,影響度ノードの区間上で計算されます.

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