| 図 1: 実行モード・ツールバーの尤度を入力ツール・ボタン |
尤度の入力は、離散確率ノードでのみ使用できます。
尤度の入力は、ネットワークのノードに入力することのできる世界の状態(ステート)に関して何かを知るときに行うことです。最も単純な形は、例えば、赤と青のボールが入ったバスケットから引いたボールの色を書いたノード"ボールの色"があるとします。このノードは、"赤"と"青"のステートを持ちます。そして、ボールの色が青だった場合、"ボールの色"が"青"のステートをとるという言い方で、この事実を入力できます。これを入力する最も簡単な方法は、 ステート選択 機能を使用することです。しかしながら、これを尤度を入力することによって行うこともできます。つまり、"ボールの色"が"青"のステートにある確率が1で、"赤"のステートにある確率が0である事実を入力するわけです。
尤度の入力機能を起動すると、図2のダイアログ・ウィンドウが現れます。ここで、起こりうる追加の情報を入力することができます。
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| 図 2: 尤度ダイアログ・ウィンドウ |
図2の場合、いくつかが青でいくつかが赤の3つのボールを含むバスケット中の赤のボールの数を示す "# Red Balls" というノードがあります。もしバスケットから2個のボールを取り出して、両方ともが青だった場合、バスケット中の1個のボールはたぶん赤だとわかります。 図2でやったように、 この情報は、 "# Red Balls" ノードに尤度を入力して、ネットワークに与えることができます。我々は、2. We give "0 balls" と"1 ball" に等しく正の確率を与え、一方、 "2 balls" と "3 balls" は確率 0 を得ます。
尤度ダイアログ・ウィンドウには、ノード・エリアと尤度エリアがあります。ノード・エリアでは、ノードのラベルが表示されています。尤度エリアでは、現在入力されているものが表示されています。ここで、確率を表すバーをマウスで前後にドラッグできます。 この表示の下側は、さまざまな標準確率値 (0, 0.1, 0.33333, 0.5, etc.)の間で選択が可能な選択フィールドがあります。これらの値の1つを選んで、表示中で現在選択しているステートの確率がその値をとるようにすることができます。
尤度エリアの表示の下側には、"すべて 1" と "すべてl 0"とラベルされた2つのボタンもあります。これらの1つを押すと、表示中のすべてのステートが、それぞれ 1 または 0 の値をとるようになります。
すべての確率の合計が1でなければいけないということを心配する必要はありません。 図2で示す事例で "0 Balls" と "1 Ball" のそれぞれが確率 0.5 を得るように、Hugin は値を正規化します。