数理的戦略マネジメント(MSM)

数理的・戦略マネジメント導入プロジェクト

Mathematical Approach for Strategic Management

ビジネスにおける《戦略》とは、ビジネスを構成する諸要素に優先度をつけることと言い換えることができます。つまり、どの資材、どの技術、どの製品、どの市場、どの顧客、どのチャネル、どの取引先、さらには、どの従業員などが、他と比較してどれだけ重要であるかの優先度を決めることです。この優先度に沿って、それぞれの要素に、どれだけの経営資源(資本や人員および時間など)を投入するべきかを決定していくことになります。

従来の戦略マネジメントの手法は、SWOT分析、PPM、マーケット・ポジション、各種マトリックス分析などを使用して、この優先度を決定するプロセスなのですが、ほとんどすべての分析が一貫して定性的な分析であり、戦略を定量的に表現するという視点に欠けていました。したがって、

  • たとえば、製品Aが製品Bよりもどれだけ重要であるかの定量的な結果が得られないので、経営資源の定量的な配分に直結していない。
  • さらには、外部環境の急激な変化に対して、戦略をどのように修正するべきかがすぐに出てこない。たとえば、ある法規制が施行されるリスクが何パーセントあって、それが現実化すると経営資源の配分を何にどれだけ変更するべきかという計算ができない。

などの問題があります。


 

かつて隆盛した日本の家電・電子産業が今日は見る影もなく衰退してしまいました。さらには今後、自動車産業までもが同じ憂き目に遭うのではないかと懸念される昨今です。日本の企業は勤勉な努力の末、一旦は大きな成功を手にしたものの、その成功の上に胡坐(あぐら)をかいている間に、海外からの「ゲームのルールを変更する」という逆襲にさらされて、あえなく敗退するという負けパターンが定着しつつすらあるかのようです。

地球規模で大きく時代が変わろうとしています。日本企業がこの負けパターンから抜け出す処方箋は、戦略を素早く修正できるマネジメント手法に切り替えることです。もはや定性的なアプローチでは限界があります。戦略を数理的なモデルで表現することにより、戦略を日々の業務遂行に直結させることができ、さらには外部環境の変化に応じて、「いつ」「どの要素を」「どれだけ増減させるか」という精緻な修正が素早くできるようになります。

マインドウエア総研では、自己組織化マップ(SOM)とベイジアンネットワークを使用して、企業の戦略をモデル化する手法を提供致します。「数理的」と聞いてひるんでしまうマネージャやビジネス・パーソンも多いことかと想像します。ご安心ください。数理的な計算はすべてソフトウェア製品がやってくれます。数学的知識は一切必要ありません。導入支援プロジェクトを通して、考え方、モデル作成の方法、結果の見方、実際の業務へのつなぎ方を学んで頂くことにより、全員参加で貴社の戦略を劇的に革新できる道をご案内します。