日別アーカイブ 2014年3月26日

投稿者:

Hugin 8.0リリース

March 25, 2014: New release – HUGIN 8.0 より
HUGIN ソフトウェアの新バージョン (v8.0)がリリースされました.このリリースの主な新機能は、ダイナミック・タイムスライス・ベイジアンネットワークの導入です。
タイムスライス・システムに関するベイジアンネットワークを用いた推論をサポートするための機能が、バージョン8.0の一部として導入されています。これは、時間窓をスライドさせるダイナミック・タイムスライス・ベイジアンネットワーク(DBNs)の考え方と、この時間窓での演算(時間窓内での信念の更新、時間窓をまたぐ予測、時間窓を前に移動させることなど)を導入します。DBNは、ダイナミック・タイムスライス・システムをHuginソフトウェアでのモデルとして表現することを可能にします。DBNは、一時クローンという新しいタイプのノードを用いて指定されます。ノードの一時クローンは、前の時間ステップでの対応するノードの表現です。一時クローンを用いると、モデル中に表現された(タイムスライス)システムのダイナミクスを反映して、ある時間ステップから次の時間ステップへの遷移確率分布を指定することができます。
HUGIN Graphical User Interface v8.0
HUGIN Graphical User Interface が、さまざまな新機能で改良されました:
– さまざまな演算をサポートするダイナミック・ベイジアンネットワーク(DBNs) 。
– リンク・グループが導入されました。リンク・グループは、ノード・グループと似ています。ユーザーは、各グループがそれぞれの色を持つようにリンク・グループの集合を定義できます。これは、任意のネットワーク内のリンクをカラー・コードすることを可能にします。
– ネットワーク統計ダイアログが導入されました。これは、ネットワーク内のノード、エッジ、パラメータなどの数を表示します。
– CG ノードの平均および分散の値を生成するための数式を定義することが可能になりました。
– その他、マイナーな改良。
そして、HUGIN Graphical User Interfaceの性能を向上させるための作業がなされました。
HUGIN Decision Engine v8.0
HUGIN Decision Engineが下記の機能で拡張されました:
– さまざまな演算をサポートするダイナミック・ベイジアンネットワーク (DBNs)。DBNs は、Web Service APIを除くすべてのアプリケーション・プログラミング・インターフェース (APIs) で利用可能です。
– 区間タイプのノードが、上限と下限の値が等しい区間(ゼロ幅の区間、または点区間)を持つことができるようになりました。これは、区間ノードのポイント値を定義することが重要な場合に便利です。
– Visual Studio 2013用のサポート。
– Web Service API のリファクタリング。Web Service API の内部が、このAPIの性能を向上させるために書き直されました。
– HUGIN web service API用のJavaScriptで最適化機能が導入されました: 1.) スクリプト・エンジンが、HUGIN web service ホスト・プロセスの内側で利用可能になりました。 2.) スクリプト・エンジンが埋め込まれたホスト・プロセスへのリモート・プロシージャ・コール。 3.) 単一の HTTP リクエストへの副次効果を持つバッチング・ファンクション・コールのサポート。