Hugin 8.2 リリース 〜構造学習がスピードアップ〜

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Hugin 8.2 リリース 〜構造学習がスピードアップ〜

HUGIN ソフトウェアの新バージョン (v8.2)がリリースされました。このリリースの主要な新機能は、PCアルゴリズムを用いて並列でベイジアンネットワークの構造を学習する機能です。並列処理の実装は、マルチスレッドの使用に基づき、メインメモリ内にすべてのデータを格納する必要があります。
このリリースは、データ処理のためのData Frameウィンドウとモデル性能の評価になされた数々の改良も含まれています。
HUGIN Graphical User Interface v8.2
HUGIN Graphical User Interface が新しい機能で改良されました:
– Data Frame ウィンドウがモデル評価をサポートする数々の新機能で改良されました。とくに、Data Frameウィンドウは、クラス変数が複数のステートを持つクラス分類モデルの混同行列を計算する機能、leave-one-outクロスバリデーション、データセット内で実数関数ノードの値を指定するオプション、同じグラフの複数の曲線を表示する機能、ケース・インデックスに対する値をプロットする機能などで拡張されました。
– PCアルゴリズムは、マルチスレッドを用いて並列でデータからベイジアンネットワークの構造を学習する機能で拡張されました。これは、コンピュータのマルチコアの利点を生かして、データからベイジアンネットワークの構造を学習する時間が短縮されることを意味します。
– DBN機能は、モデルの新しいコンパイルを実行しないで、簡単にDBNをリセットできるrewind ボタンで拡張されました。
– ノード・プロパティ・ダイアログが改良されたました。
– 選択されたエッジがEditモードでハイライトされるようになりました。
– ベイジアンネットワーク内の従属関係の強さを示す新しい機能が追加されました。これは、グラフ内で接続されたノード間のペアワイズ相互情報の計算に基づきます。
– その他マイナーな改良。
また、Hugin Graphical User Interfaceの性能を改良するために作業が行われました。
HUGIN Decision Engine v8.2
HUGIN Decision Engineは下記の機能で拡張されました:
– Table Generatorが、親ノードのステート・インデックスを数式内で指定する新しい演算子を持ちました。これは、とくに、ノードが区間サブタイプの親ノードを持つ場合に有用です。
– HUGIN Web Service API が、クライアントとサーバー間のより効率的な通史のためのJSON オブジェクトの使用をサポートしました。これは、サーバーが多数のHUGIN ファンクションコールを実行しなければならないときの通信オーバーヘッドをかなり低減します。
– HUGIN Decision Engineが、マルチスレッドを用いた並列PC構造学習をサポートしました。

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