”Viscovery SOMine”の読み方

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”Viscovery SOMine”の読み方

”Viscovery SOMine”の読み方をWebで検索されている方がいらっしゃるようです。検索しても出てこないと思いますので、ここに書きます。
もしカタカナで書くとしたら「ヴィスカバリー・ソマイン」となります。
ただし、SOMを「ソム」と読んでいるのは日本人ぐらいで、国際学会などではみんな「エス・オー・エム」と言っています。それを知っている人は、「ヴィスカバリー・エスオーマイン」と言う人もいます。
もともとが、合成による造語なので、何が正解というのはありません。
ちなみにViscoveryは、Visual+Dicoveryの合成であり、SOMineはSOM+Mineの合成です。
つまり、「SOMを組み込んだデータマイニングによる視覚的な発見」ということです。データマイニングが90年代に研究されていたときには、科学哲学と密接な関係がありました。すなわち、「科学における発見の方法」についての議論がありました。Viscoveryという社名(製品ファミリー名)に「発見」が合成されているのには、じつは哲学的な次元からのメッセージが含まれています。
ただし、Viscoveryはもともと製品ファミリー名として使い始められ、もとの社名はEudapticsでした。英語読みでは「ユーダプティクス」ですが、ドイツ語読みでは「オイダプティクス」となります。これは、Euro+Adapt(ics)と思われます。まあ、ネーミングの方法が全部ワンパターンであります。
率直に言って、あまりネーミングが上手な会社ではないのですが、SOMineだけは奇跡的に良いネーミングで、認知度もとても高いです。Viscovery社が今日まで存続できたのは、ひとえにSOMineのネーミングのおかげだったとさえ思えます。
SOMineは、90年代に開発した同社の最初の製品で、その後、より改良された技術を企業向けデータマイニングとして、より高額な価格で発売するときに、Viscovery ProfilerとかViscovery Predictorの製品名で発売した経緯があります。技術の会社なので、中身の技術の開発には全精力を傾けるのですが、そうして開発された製品のネーミングは、まっるきりベタで、そういうところには全くお金をかけてきませんでした。
時代が流れてデータマイニング市場も一巡したところで、企業向けの高額製品と主に学術用の廉価版として販売してきたSOMineを再統合して、現行バージョンのSOMine 7となりました。アカデミック価格は完全に廃止されましたが、過去の企業向け製品の価格帯からすると、もはやすべてのユーザー様に廉価版の価格帯でご利用頂けるようになったというわけです。

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