企業様でのXLSTATのインストール方法

投稿者:Kunihiro TADA

企業様でのXLSTATのインストール方法

今日、企業様ではパソコンの設定変更に関する制限がかなり厳しくなっております。企業内のパソコン・ユーザーは、たとえ1人1台ずつパソコンが与えられていても、そのオーナー・アカウント(管理者権限つき)で使用するのではなく、管理者権限のない追加のアカウントの方で使用するように、社内ルールが制定されていることが多いようです。
管理の行き届いた会社では、IT部門の人(いわゆるシステム・アドミニストレータさん)がアプリケーションのインストールまで行っていることと思いますが、わりと多く企業様では、実際のインストール作業は個々の従業員に任せられているようです。その場合、意外な落とし穴がありますのでご注意を!
アプリケーション・ソフトによって(たとえばフリーのテキスト・エディターのようなもの)は、オーナー・アカウントでインストールしたソフトがそのまま、他のアカウントでも同じように動作するものもありますが、商用のアプリケーション・ソフトの場合は、必ずしもそうではありません。
1つの理由として、1ユーザーごとにライセンス料がかかるソフトがマルチ・ユーザー環境でそのまま使えるとしたら、有料ソフトのビジネス・モデルが崩壊してしまうので、動作に制限をかけているということもあります。もう1つの理由としては、正確な計算が要求されるアプリケーションでは、アプリケーションで使用するデータへのアクセス権を厳格に管理しなければならないということがあります。
そのような理由でXLSTATもオーナー・アカウントでインストールして、オーナー・アカウントで使用することが、通常の使用形態として想定されています。通常のインストール方法では、別のアカウントで使用したときに正しく動作していることは保証されていません。
XLSTATを企業様で使用される場合は、インストールの際に「アプリケーション・データ・フォルダの設定」というのを行います。つまり、インストールには管理者権限が必要でオーナー・アカウントで行いますが、他のユーザー・アカウントでの使用を意図している場合は、そのユーザーがアクセス権を持つフォルダを「アプリケーション・データ・フォルダ」として設定します。
詳しくは、こちらのページに説明があります。

投稿者について

Kunihiro TADA administrator

マインドウエア総研株式会社・代表取締役。テクニカル・ライター、技術翻訳家。1982年より情報通信/ニューメディア等の技術者向け先端技術セミナーの企画・運営に従事。LAN間接続(インターネットの始まり)や電子メールなど、今日のITの基礎となる技術テーマを取り扱った。1985年より大手コンサルティング会社で新製品・新事業開発のコンサルティングに従事。とくに1986年に開催したAIチップ・セミナーは、ファジィ推論チップ等の当時の最先端のAI技術を国内に紹介して、AI/ファジィ・ブームの契機となった。1990年からフリーランスのテクニカル・ライターとして、マルチメディアおよびCG関連の解説記事を執筆。1994年からは活動基盤を出版からインターネットに移して、1997年には「脱東京」を果たす。2000年にViscovery SOMineを翻訳し日本代理店となる。2003年よりXLSTAT、およびHuginの日本代理店。