リンク

ベイジアンネットワーク内のリンクは、1つの確率ノード(離散 または連続)から他への因果リンクを定義します。

インフルエンス・ダイアグラムでは、リンクは、3つのうちの1つのことを意味します:

  1. 純粋なベイジアンネットワークの場合と同様な因果リンクであり得る。これは、そのリンクが確率ノードまたは決定ノードから確率ノードに向かうケース。
  2. 確率ノードまたは決定ノードによって効用関数を定義することができる。これは、そのリンクが確率ノードまたは決定ノードから効用ノードに向かうケース。
  3. 決定ノードの順序(決定ノードの順序については決定ノードの節を参照)を定義することができる。これは、確率ノードまたは決定ノードから決定ノードに向かうケース。

オブジェクト指向ベイジアンネットワーク(またはインフルエンス・ダイアグラム)では、インスタンス・ノード入力ノードへのリンクポイントを除いては、リンクは上記の定義です。そのケースの場合、リンクは 結合リンク(すなわち、入力ノードがリンクのもう一端のノードに向かう)として解釈されます。

リンクは、編集モードリンク・ツールを起動して、1つのノードからもう1つにドラッグして確立できます。

リンクには3つの異なる表示モードがあります:

リンクの表示モードは、次のようにして選択します。まずリンクを選択して(すなわち、リンクをハイライトするようにリンク上またはその近くで左クリック)、それからポップアップ・メニューを起動するために、ネットワーク・パネルのバックグラウンドで右クリックして、そしてリンク・モード項目を選択し、最後に、リンク・モードのサブ・メニュー(図1)から好ましいモードを選択します。

図 1: リンクのための3つの表示モード

新しいベジエ・ポイントは、クリック・アンド・ドラッグ操作で簡単に作成できます。図2は、それぞれスプライン・モードと折れ線モードで表示された2つのベジエ・ポイントを持つラインを示します。 ベジエ・ポイントは、クリック・アンド・ドラッグを用いて移動できます。ベジエ・ポイントが、その近くのポイントの間の線上の位置に移動された場合、それは消去されることに注意してください。

        

図 2: リンクのための3つの表示モード


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翻訳者:多田くにひろ(マインドウェア総研